だってしょうがない
家にばっかりいると更新することなんてなんもない。
はい皆さんお久しぶり。2週間くらいの沈黙を破り、ようやく重い腰を上げてアメブロの編集画面に向かっている僕。しかし何を書けばいいのか全く分からない。とりあえず思いついたことでもグダグダ書いてってみようか。
スーツ買いに行った。
「何かスポーツやってらしたんですかー?」
店員が接客声でニコニコと話しかける。
「いや、特に何も。」
帰宅部で世界大会に出場したことはナイショだ。というか嘘だ。
一度着てみたスーツは圧倒的に肩幅が足りなく、店員さんが2回りほど大きいスーツを出してくる。
…
「ウェストがぶかぶかですねー」
言われんでも見りゃ分かる。
「すごいですねー。典型的な逆三角形ですねー」
え?いやまぁ、そうですかね?褒められたって嬉しくねぇぞコノヤロゥ!(くねくねしながら)
そんなこんなで、逆三角形の僕は、肩幅に合わせるとウェストがぶかぶかすぎてかっこ悪いとの店員さんの主張を受け入れ、少々きつめのスーツを手直ししてもらうことにして、次はワイシャツ売り場へ。
「何か部活動の方はしてらしたんですか?」
中村獅童みたいな顔して、麒麟の川島明みたいに笑う店員に聞かれた。さっきも聞かれたって。めんどい。ちなみに帰宅部で世界大会に出場したことはナイショだ。というか嘘だ。
肩から腕にかけてや、首周りを採寸して一言。
「…ちょうどいいサイズっていうのがないですね…」
苦笑。苦笑。苦笑。
「1条館の方に、既存の製品を手直ししてサイズを合わせる店がありますのでそちらに行ってみてはどうでしょう」
ほっぽりだされた!
その後、この中村獅童っぽくて川島明っぽい店員さんと一緒に靴やネクタイを選んで、1条館へ。
「はいそれではね、採寸の方してみますのでねっ」
ちっちゃいおばさんがこまこまと動きながら僕のサイズを測る。
それにしてもちっちゃいな。あんまりちっちゃいと近くにいても見失っちゃうよ。
そんなことを考えながら、ふと店員さんが何度も腕の長さを測っているのに気づく。
「……右腕の方が長いですね。何かスポーツの方は(略」
つけくわえておくと、帰宅部で世界大会に出(略
そんなこんなで、何度も同じ質問に答えた挙句、採寸に次ぐ採寸、取引でやたら疲れた。母親には、規格外の男という称号をもらった。手直ししてもらうから高くついた。アリエナイ。スーツのばかやろー!
と、スーツ愛好家にリンチされそうな叫びを残しつつ、3月の最後の日にはカラオケに行ってきました。
先日のスケート後、そのまま歌う気満々だったのが2名ほどおりまして、約1名は歌いたいが時間的に無理とかほざきやがったので、じゃあまたの機会にねと、うやむやにしたのが嫌だったので、しっかりと消化してきました。
昼食も一緒にとったのだが、店が見つからずあせった。マジであせった。ホントにあせった。
そして見つからなかったのは僕の住所の見間違いだったのには愕然とした。あいた口がふさがらなかった。
や、同じ店が南と北の違いでその住所にあったもんだから、混同してしまったんだ。うん。そうだ。そうに違いない。
僕のせいじゃない似たような住所に同じ店出すほうが悪いんd(殴
責任逃れする人はもてないよ。
そーいや今日は健康調査だった。
右目1.2 左目1.5
どっちも裸眼で1.5以上あると思ってたから軽くショックだった。
身長は全然変わっておらず、体重は平常時より4~5キロ増えてた。恐るべし、受験。
どうでもいいけど、X線レントゲンだけは他の棟でやることになっており、そこまでの移動中にサークル勧誘がすさまじい。
どうも知らない人になれなれしく群がられるのが本能的に嫌いな僕は、そのすべてを無視。慄然とX線レントゲンを受けに行く予定だったのだが、変な山伏みたいな格好の人をまじまじと見ていると、目が合ってしまった。とんだ失策。
にやにやと笑いながら近寄ってくる山伏は、冷たいオーラをものともせずに話しかけてくる。
「ここのX線ね、やばい強いから。皮膚とかやられるんだよね」
「へー(棒読み)」
「だけどね、うちのサークルが向こうでココア配ってるから。それ飲んだら大丈夫だから。」
「へー(棒読み)」
「ココアってさ、ミルクはいってんじゃん。そのミルクがさ、薄い膜になって皮膚の上に広がってだな…ほら、あったかい牛乳に膜できるの見たことあるだろ!?」
「べたべたしそうですね(棒読み)」
「いや、うちのは大丈夫だから」
「そうなんですか(棒読み)」
「うん。あ、それと全然関係ないんだけどさ、うち応援団のサークルだからよろしく」
そんな心温まるやり取りの末、僕は嫌いなココアを一杯飲み、げんなりな顔をしたままレントゲン。きっとまた背骨曲がってるぜ!
レントゲンをとり終わった後は、帰路一本。なんかラクロスの人がプリント差し出してきて、山伏の人で疲れた僕は適当に相槌を打ちながらもらう。今度こそ帰れる…と思ったら今度はアメフト部のマネージャーっぽい人が。
「アメフトって知ってますかぁ?」
「ええ知ってます」
「へえ!珍しい」
相手が男だったらこの会話だけで終わりにして帰るところなんだが、いかんせん相手は女。女の子には優しくしなさいとジョンが前言ってた気がするんだ。
「何か運動部に入ってました?」
「いえなにも」
帰宅部で世界大会に(略
「あーでも大学入ってからアメフト始める人もいっぱいいますから大丈夫ですよー」
一言も入るって言ってないんだが…半ば煙たがるそぶりを見せながら相手の顔を見るとびっくり。結構な美人さん。小雨が降っていたんですが、急に思い出し、半ば慌てたように僕を傘に入れる動作で何となく察知。この人天然だな。
「でですねー、これがぁ、プレイしてる時の写真なんですー」
「へえ」
何となく予感がする。この短い時間の中で、この人絶対ぼろ出すぞ…絶対天然を見せ付けるぞ。
「ほら、こんな風にヘルメットするから不細工な人でも大丈夫ですよー」
…
('A`)ヴェノア
「あ、あ、でも君はハンサムだから必要ないねー」
慌てて取り繕っても無駄だよおねぃさん。やっぱりぼろでたな…
相々傘もそこそこに、まぁ考えときますと儀礼的な返答とともに去る僕の後姿に向かって、最後の一声。
「あ、あの、説明会とかもやってるんで、ぜひいらしてくださいっ。あと、ごはんとかもご馳走するんでっ」
個人的に「とか」ってもしかして本とかも買ってくれるのかとちょっと突っ込みたくなったが、天然で美人のおねぃさんがかわいそうだったのでやめました。女の子には優しくしろとジョンに言われてたし。
まぁ、先輩に美人さんがいたからといって大学生生活バラ色になるわけもなく、そういう理由ではいられるサークル側もたまったもんじゃないだろうと考えるとふと疑問に思うのだ。
じゃあマネにやらせないで自分たちで勧誘しろよと。
そうしないのは、しないのではなくできないからで、しても効果が上がらないからで、つまりはそういった俗物男児が欲望の眼をギラギラさせて入部することを歓迎さえしているといった状況なのではないだろうか。そう考えるとやはり、あの美人さんは食わせ者であるに違いなく、意識的にしろ無意識的にしろ男をたぶらかすある種の魔族じみたフェロモンを放出し続ける存在として位置づけてもなんら問題ないのであり、そういった観点から、アメフト部は危険がいっぱいっぽいから関わらない方が得策かな、なんて思いながら帰宅する初春の午後であった。(なんかよくわかんなくなって適当に放置。)